遺産分割協議は遺産が分かってから。遺産分割協議の無効を主張して和解した事例
依頼者 |
30代女性 |
相続人数 |
2人 |
相続関係図 |
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遺産総額 |
資産約3000万円 |
解決方法 |
調停 |
解決までの期間 |
1年4ヶ月 |
解決のポイント(ご相談の内容)
・依頼者は,被相続人が死亡して間もなく,遺産総額を知らされないまま,遺産分割協議書にサインし,遺産総額の6%程度の金銭を受領しました。
・不審に思った依頼者が,被相続人の調査をしたところ遺産総額がなんと約3000万円あったこと判明しました。
(解決のプロセス)
・相手方に受任通知書を送付し,遺産分割協議を行いたい旨の連絡をしましたが,相手方がこれに応じなかったため,遺産分割協議無効に関する調停を提起しました。
・調停では遺産総額が不明なまま行われた分割協議は無効であることを前提に解決金として800万円を受領する内容での勝訴的和解となりました。
(弁護士からのコメント)
・書面でなされた遺産分割協議の無効は非常に難しいものです。
・もっとも,本件のように受領額が遺産総額とかけ離れている場合には無効を認める裁判例もあり,適切な解決となりました。
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