認知症の進行したお母さん,多数の金融資産の管理を行った事例
依頼者 |
80代女性(前頭側頭型認知症) |
生活の拠点 |
グループホーム |
申立人 |
子 |
親族関係図 |
|
申立の経緯 |
・ご本人は,健忘症状が出始めたため,通院治療を受けていましたが,徐々に発語も意思疎通も困難となり,前頭側頭型認知症と診断されました。 ・預貯金等の管理や保険金の受領手続が必要になったため,成年後見人の選任申し立てをされて,成年後見人に選任されました。 |
弁護士の関与 |
成年後見人 |
後見のポイント・本件では預貯金のほか,多数の金融資産を所有していたため,専門職である弁護士が後見人に選任されました。選任後は,既に満期となった保険金の受取や私的年金の受取手続を行いました。
・その後も,ご本人の資産に余裕があったことから,ご親族の意向を確認しながら可能な限りの資産管理を行っていきました。 |