相手方が非協力的で相続手続きが進まない…調停に代わる審判で遺産分割をした事例
依頼者 |
70代女性 |
相続人数 |
3人 |
相続関係図 |
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遺産総額 |
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解決方法 |
遺産分割調停・審判 |
解決までの期間 |
1年5ヶ月 |
解決のポイント(ご相談の内容)
・依頼者は,司法書士に依頼し,相続手続きを進めていらっしゃいましたが,相続人の一部から反応がなく,それ以上手続きを進めることができなくなったため,相談に来られました。
(解決のプロセス)
・相手方らと書面での交渉を試みましたが,反応がなかったため,家庭裁判所に遺産分割調停申立を行いました。しかし,相手方らからは答弁書の提出や期日への出頭もなく,反応がありませんでした。そのため,最終的には調停に代わる審判となり,審判が確定しました。
(弁護士からのコメント)
・本件の場合,調停に代わる審判までは順調に進んだのですが,相手方らが審判書を受領せず,審判が確定しないという事態が生じました。休日送達等を試みて何とか送達できましたが,調停の場合は申立書が普通郵便で送付されるため,このような事態も想定しておく必要があります。
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