他の相続人の所在が分からない…相続人調査から不動産を含む遺産分割協議を行った事例
依頼者 |
50代女性 |
相続人数 |
2人 |
相続関係図 |
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遺産総額 |
約441万円 |
解決方法 |
協議 |
解決までの期間 |
3年 |
解決のポイント(ご相談の内容)
・依頼者は,もう一人の相続人に連絡をとり,相続の意向について聞きたいと考えていましたが,所在が分からないため,ご相談に来られました。また,遺産のうち,不動産の相続はどのようにしたらよいかも悩まれていました。
(解決のプロセス)
・まず,当方で戸籍を取り寄せ,相続人調査を行い,相続人の所在を明らかにしました。遺産目録を作成したうえで遺産分割協議を行った結果,不動産は売却し,預貯金等及び不動産売却費用の総額を法定相続分(2分の1ずつ)で分割することになりました。不動産の名義変更の登記は,司法書士に別途依頼しました。
(弁護士からのコメント)
・相続人同士が疎遠な関係でしたが,弁護士が代理人として方向性を示し,進めていきました。特に不動産の売却が困難な事案でしたが,時間をかけて粘り強く関係者と交渉し,無事解決できました。
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