他の相続人の所在が分からない…相続人調査から不動産を含む遺産分割協議を行った事例
依頼者 |
40代男性 |
相続人数 |
7人 |
相続関係図 |
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遺産総額 |
約957万円 |
解決方法 |
審判 |
解決までの期間 |
1年4か月 |
解決のポイント(ご相談の内容)
依頼者は,伯母(相手方)から亡伯父の相続手続への協力及び相続放棄を一方的に求められたため,相談に来られました。
(解決のプロセス)
亡伯父の遺産の内容が不明でしたので,最寄りの金融機関,証券保管振替機構などに調査を行うとともに,相手方に対して,遺産分割協議を求めました。
相手方が協議に応じなかったため,判明した遺産を元に,裁判所に遺産分割調停の申し立てをし,法定相続分に応じた相続をするとの審判がなされました。
(弁護士からのコメント)
相手方による遺産調査の協力が期待できない場合があります。
その様な場合でも,様々な手がかりを元に根気よく調査を行うことにより遺産が見付かることがあります。適正な遺産分割のためには,まず遺産調査が適切に行われる必要があります。
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