不動産を含む遺産について、遺留分減殺請求をした事例
依頼者 |
70代女性 |
相続人数 |
3人 |
相続関係図 |
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遺産総額 |
不動産約1615万円,預貯金約1万円 |
解決方法 |
遺産分割協議 |
解決までの期間 |
1年1ヶ月 |
解決のポイント(ご相談の内容)
・相談者の亡母は,相続人3名のうち相手方一人にすべての遺産を相続させるという公正証書遺言を残していました。
・相手方は一銭も渡さないという姿勢であったため、相談者は内容に納得がいかず弁護士に相談しに来られました。
(解決のプロセス)
・姉妹2名から依頼を受け、遺留分侵害額請求をしました。
・相手方にも代理人が就き、交渉になりました。不動産の評価が争点となりましたが、不動産業者の査定等を資料として合意に至りました。
・また、不動産には亡父の名義も残っていたため、その遺産分割協議も行い一括で解決しました。
(弁護士からのコメント)
・遺留分でも不動産の評価が争点になることが多いです。相続法の改正により侵害額請求は金銭請求が原則になったためです。評価方法にも色々ありますので、弁護士に相談されることをお勧めします。
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