夫に先立たれ,脳梗塞で倒れた女性に成年後見人が就いた事例

夫に先立たれ,脳梗塞で倒れた女性に成年後見人が就いた事例

依頼者

80代女性(意識障害)

生活の拠点

病院

申立人

親族関係図

後見0626.JPG

申立の経緯

本人はご主人が亡くなった後,独居で生活していました。お元気だったころはご自宅で家庭菜園もされていたのですが,脳梗塞で倒れ,急きょ入院することになりました。一命は取り留めましたが,そのまま意識障害が長く続いており,意思の疎通ができなくなってしまいました。本人にはお子さんがおられなかったので,時々様子を見に来ていた甥御さんが成年後見を申し立てられ,弁護士が後見人に就任しました。

弁護士の関与

後見人

後見のポイント

後見人として,病院に対する支払等の手続きを行ったり,後見人就任前に甥御さんが建て替えられていた治療費等を清算しました。
また,空き家となった自宅の管理を行い,定期的にご本人とも面会を重ねています。
後見人就任当初は,本人に万全の治療を受けるだけ資力があるか分かりませんでしたが(独居生活で誰にも資産について伝えていない),後見人として調査した結果,定期預金や株式の存在が判明したため,何とか安心して治療を続けられそうです。
立派な家庭菜園を続けられないのは残念ですが。。。

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